サポートするということ①

塾長の松下です。

 

毎日暑くてとけそうになってますが、生徒たちにとっては、いろんな意味で大切な夏休み。

私がバテてしまってはどうしようもないですので、食事や睡眠に気をつけながら、毎日気合を

入れています。

 

ところで、今日はサポートのお話です。

私は塾の講師ですから、生徒たちの成績を上げて、志望校に合格させることは、

私にできるサポートの1つであり、最も自信のあることです。

卒業生たちから

「先生に出会えたことで勉強が楽しくなった」「この塾に来ていたから高校に合格できた」

と言ってもらえると、とても嬉しいですし、もっともっと喜んでもらえるように頑張ろうと

力が湧いてきます。

 

しかし、子どもたちの中には、高校受験という選択ができない子もいるのです。

 

数年前の生徒ですが、その生徒は小学6年生の7月から来てくれていました。その年の10月頃その生徒のお母さんから、「小学校や中学校の先生は、うちの息子は通常クラスではなく、支援学級にいくように言われたのですがどうしたらよいですか?」という相談を受けました。

詳しくお話を伺ったところ、小学校の2年生頃に病院で軽度の発達障害という診断を受けたそうです。それでも、小学校は通常のクラスで勉強していたのですが、中学校では勉強についていくのが難しいだろうから支援学級に通った方がよいという判断だったようです。

その話を聞いて、正直私は驚きました。塾で指導している間、学校の勉強についていけないとは一度も感じたことがなかったからです。確かに、理解力が高い方ではなかったですが、きちんと説明すれば理解できましたし、会話もふつうにできていました。本人もお母さんも通常クラスを望んでいましたし、私もそこで勉強することに何ら不安はありませんでしたので、通常クラスに通うことを勧めました。

 

中学校に入学してからは勉強も難しくなりますので、もちろん理解しにくい分野はいくつか出てきました。しかし、それはほとんどの生徒が経験することですので、それを問題視することなく、ただ本人の勉強に対するやる気がなくならいようにということだけに気をつけて指導していきました。

定期テストも200~250点はとれていましたので、本人が志望する高校に無事に合格できました。今では高校を卒業して専門学校で頑張っています。

 

このように、子どもが持っている本来の力を周囲の人間がきちんと把握していればいいのですが、そうでない場合もあるのです。

続きは次回で。

 

 

 

 

 

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