小学校教育を考えてみる③

塾長の松下です。

引き続き小学校教育についてです。

 

 

2つ目は子どもを叱れる環境づくりでしょう。

そもそも、先生のことを「あいつ」と言っていることが大きな問題です。

先生に対して敬意を持っていない小学生が多すぎることが問題なのです。

 

勉強を教えることだけが教育ではありません。ルールを守ることを教えるのも教育です。人の迷惑になることをしてはいけないと教えるのも教育です。

ときには、やさしく注意するだけではなく、怒鳴ったりして強く叱ることは必要です。強く怒られたからこそ気づくことができることもたくさんあります。しかし、教育現場ではそれができなくなってきているのです。

先生の指示に従わなかったり、他の生徒に迷惑をかけていたり、そういった現場で勉強なんて教えることはできるでしょうか。

 

子どもの権利や自由を尊重する意味がどんどんおかしな方向にずれていって、現在のような状況を生んでいるように思えます。子どもを守ろうとしていることが、逆に子どもを苦しめる結果を招いています。小学校で必要な学力が身についていなかったり、常識やマナーを学んでいなかった場合、

一番困るのは、その子どもなんです。子どもの将来を真剣に考えるならば、叱るときはきちんと叱らなければなりません。

 

いろんな社会問題があります。いろんな事件が起こります。

「今の社会が悪いから」そんな声をよく聞きますが、社会とは何でしょうか?

私は社会を作っていく基礎となるのが教育だと思います。社会が悪いと感じるならば、それは教育が悪いのです。

 

何のための義務教育かを、もう一度真剣に、社会全体が考えなければならない時期がきているように思います。

 

 

 

 

 

ONE-S(ワンズ) 一人一人に寄り添う  個別指導塾  小学生/中学生/高校生 対象

〒593-8303 大阪府堺市西区上野芝向ヶ丘町 1-5-2 エステートビル A-2

TEL:072-248-4355

MAIL:matsushita@one-sakai.com

※ONE-Sは、堺市のコミュニティービジネスの創業支援の補助金を認可された事業主です。