小学校教育を考えてみる②

こんにちは。

塾長の松下です。

 

小学校が問題なのはこれだけではありません。

 

以前小学校5年生同士の「あいつムカつくから、しばいたるねん」という会話を耳にしました。

小学生ですから喧嘩することもあるでしょうが、防げるものなら防いだ方がいいと考え、詳しく

その子どもに話を聞きました。ところが、驚くことに、その子どもが「しばく」といった対象は担任の先生だったのです。

 

それが私には衝撃的で、小学校で何が起こってるのか不安になり、多くの小学生に学校での様子を詳しく聞くようにしました。

そこでわかったことは、「勉強できる場所になっていない」学校が存在するということです。

授業中にもかかわらず、自由に歩き回る子、携帯で遊んでいる子、友達とずっとしゃべっている子、

先生の話を聞きたくても、そういう雰囲気ではなく、集中できないといった、いわゆる学級崩壊している学校がいくつかあるのです。

 

学級崩壊というと、先生の力不足を指摘する意見もありますが、そんな単純な問題なんでしょうか?

「先生の授業が楽しくないから、生徒が退屈して聞かなくなる」

「生徒が興味を持つような授業をしないからダメなんだ」

こういう意見には違和感しかありません。

 

確かに私も経験がありますが、面白い授業をしてくれた先生の科目は好きになりましたし、成績も上がりました。面白い授業をしてくれた方が良いに決まっています。

ですが、面白くない授業をしようとしている先生なんていませんし、面白いか面白くないかは個人の好みですので、全員が面白いと思えるような授業をすることなんて不可能です。

 

では、どうすれはよいのでしょうか?

1つは、以前ブログでもお話した習熟度別クラスの導入や補習の強化でしょう。

授業を聞かずに騒いでいる子どもの中には、授業がわからなさすぎてイライラしている子もいます。私たち大人であっても、わからない講義を50分も聞いてると、退屈しますし、集中もできませんよね。大人だから講義が終わるまでは我慢できますが、子どもは我慢できずに、立ち歩いたり、おしゃべりしたりもしてしまうでしょう。習熟度別にクラスを分ければ、それぞれの学力に合った授業ができますし、理解できていない子どもの補習を強化してあげれば、「わからない」状態から脱出できますので、授業を受けやすくなるのではないでしょうか。

 

つづきは次回にします。

 

 

 

 

 

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