勉強のやり方がわからない

こんにちは。

塾長の松下です。

 

保護者の方や本人からの相談で、一番多いのは「勉強のやり方がわからないから、教えてほしい」

というものです。この問題には大きく分けて2つのパターンがあります。

 

まず1つ目は

自己流で勉強してきたため、勉強のしかたが効率的ではないパターンです。

プリントや問題集の答えだけを上から順番に暗記したり、教科書に赤線を引くだけの勉強で

時間を使ってしまっているという勉強方法が特に多いです。かなり時間をかけているにもかかわらず、効果が出ないため、だんだんと「勉強しても成績が伸びない」と思い込んでしまい、やる気をなくしてしまします。こういった子どもは、もともとは勉強に対するやる気もありますので、適切な勉強方法を指導するだけで、すぐに効果が現れます。

 

2つ目は

勉強している内容と、自分の学力が合っていないパターンです。

「勉強のやり方がわからない」というより「勉強がわからない」ことがほとんどです。

このパターンの子どもに対しては、勉強の方法を教えるだけでは不十分です。

例えば中学1年生で、数学の方程式の計算で悩んでいる子どもは、方程式の計算ではなく、

それより以前の文字式の計算、あるいは正の数・負の数の四則計算でつまずいている可能性があります。そういった部分を理解しないまま、方程式の計算をしなさいと言われても

「わからない」→「どうやっていいかわからない」→「勉強のやり方がわからない」

となってしまうのです。

このような子どもたちに対しては、いったん習っている勉強はおいといて、つまずいている部分までさかのぼって学習しすることが必要となります。遠回りに感じますが、実は一番の近道なのです。

さらに、わからない問題を勉強し続けるというのは、子どもたちにとっては、とても大きいストレスになります。勉強嫌いになるのは、よくわからないものを、わからないまま勉強させられるからなのです。中学生になる頃には、学力には大きな差があります。全員が同じスピードで学習することは難しいです。それぞれの学力に合ったペースで、1歩1歩進んでいくことこそが、ストレスなく楽しく学んでいける方法だと思います。

 

どちらのパターンであっても

「わからない」という状態は不安定で苦しいものです。

その苦しみを取り除くために、その子に合った勉強方法を見つけてあげることが大切です。

 

 

 

 

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